昨日6月29日、eビジネス推進連合会で「Twitterの現状と動向」と題して、講演をさせていただきました。
ご来場された方は、ネットビジネスを展開されている会社の方やイーコマース事業に携わっている方が大半のようにお見受けしました。ほぼ定員一杯、沢山の皆様にお集まりいただき、講演の後も活発な質疑応答をさせていただきましたので、こちらも今後の講演を行うにあたって、とても参考になる質問や感想を聞くことができました。
昨日の講演のテーマは、Twitterのマーケティング活用について。
近頃のソーシャルメディアとしてのTwitterの活性を目の当たりにして、これを何とか自社のマーケティング活動に利用できないものだろうか?と考えていらっしゃる企業の方に、何か有意義なヒントをご提供できればいいと考えて構成しました。
講演のアジェンダは以下のようなものです。
1. Twitterの説明及びメディアパワー
2. 企業のTwitter活用事例
3. マーケティング活用のポイント
4. Twitterのマーケティングソリューションの説明
今回の講演テーマで、私が主としてお話したかったポイントは、Twitterのコモディティ化によって、企業のマーケティング活用がどう変わってきているか?そして、その変化をとらえて企業はどのように、Twitterを活用すべきかという部分です。
Twitterの特性である、「速報性」「簡便性」「伝播性」「多様性」は、従来の企業と生活者の関係性を大きく変化させました。
Twitterの出現によって、企業は生活者と直接コミュニケーションする機会を大幅に拡大し、より早くタイムリーに対話できるようになりました。また大企業だからといって、何か特別なコミュニケーション手段を選択できるわけではなく、平等対等なタイムラインの上で、いうなれば、「企業の人間力」が問われる時代になったのです。
このことは企業にとっては大きなチャンスであることは勿論ですが、とても不安な状況でもあることも事実でしょう。
私は企業のTwitter活用のポイントをいかのように考えています。
① 顧客と誠実に継続的に向き合う覚悟をもつ。
② プロとして、顧客の役に立つ情報を発信する
③ 企業の代表としてツィートできる人材を育成する。
④ Twitterの活用で今の活動のどこが改善されるかを常に考える。
講演を聴いていただいた企業のご担当者が、ひとりでも多く、Twitterを活用したマーケティングを手がけていただけることを期待しています。
またそのためのお手伝いを新会社デジタルマーケティングでさせていただきたいと考えています。