私が行っているツイッターの講演活動の中で、ここ最近一番ご要望の高いテーマが、「ツイッターのマーケティング活用」についてです。
現在のように日本におけるツイッター利用者の数が1000万人(Nielsen Online )に到達しようという環境になってくると、企業の担当者は当然のように「ツイッターをマーケティングツールとしてもっと有効に活用できないか?」と考えるようになります。
実際にツイッターのマーケティング活用に関しては、国内、海外を問わず様々な企業が積極的に取り組んでいます。例えば自社サイトへの集客であったり、セールスプロモーション活動であったり、またはオンラインでのイベント展開であったり、商品開発のためのリサーチや、PR活動、お客様相談窓口などなど、企業個々のニーズや課題に対応して、着実に成果を上げている例も出てきています。今後、企業のツイッター活用は日々拡大する自社のフォロワーに対して、きめ細かく運用することで、さらに大きな成果を求めていくという、本格活用の段階にシフトアップしていくことでしょう。
ツイッターを企業のマーケティングにさらに本格的に活用していくということになると、企業のツイッター担当者は、より戦略的に“ツイート”していくことが求められるようになるでしょう。ツイッターはゆるいコミュニケーションをサービスだからといっても、ゆるいコメントばかりツイートする企業アカウントにフォロワー達は満足しません。当然そんな企業ツイッターではマーケティング成果は期待できません。
デジタルガレージグループのCGMマーケティングが運営しているTwitter公式ナビゲートサイト「twinavi(ついなび)」に登録されている企業アカウントは3,500社を超えています。そのなかでもフォロワー数が1000人を超えるような企業のツイッター担当者のかたは、まさに今ツイッターの有効活用について試行錯誤の毎日ではないでしょうか?実際多くの企業からご相談を受けていますし、講演の後の質疑応答でも企業活用に関する具体的な悩みを伺います。
企業のツイッター担当者のニーズとして、ツイッターマーケティングを実践する際にも、通常のマーケティング施策を展開する際に指標とするPDCAのサイクルを廻せないか?まずそのために、ツイートの効果を可視化できないか?効率的に無駄なく無理なく(ビジネスタイム内で)ツイートできないか?
このような企業のニーズに応えられるソリューションとして、「Tweetmanager Enterprise(ツイートマネージャー・エンタープライズ)」というソリューションが、前出のCGMマーケティング社から7月に正式リリースされました。昨年からテスト的に提供していたTweetmanagerに企業ニーズを取り込んで大幅に改編したものです。
「Tweetmanager Enterprise」には、4つの大きな機能があります。
1.効果検証
Twitterを活用した自社サイトへの誘導、口コミでの広がり度合いを測定可能
2.ブランド調査
自社関連キーワードを指定し、Twitter上でどの程度流行っているかを観測可能
3.運用効率化
Twitterアカウントの運用付加機能を多数搭載。運用担当者の負荷軽減が可能
4.One to Oneマーケティング
フォロワー毎のフォローされている数、RT数などを計測し、ロイヤリティの高いフォロワーを特定可能
さらに詳しくは、こちらのページをご覧ください。
企業のツイッターの担当者が現在抱えている深刻なもうひとつの悩み。ツイッターをやっている事の効果を明確に会社に報告することが難しい。本当に効いていますという証拠が探せない。勝手に楽しんで“つぶやいている“と思われている。などのモチベーション低下の解消にも、「Tweetmanager Enterprise」は役立つのではないでしょうか?