8月13日にTwitterは、「ツイートボタン」というサービスをリリースしました。
利用者のかたは既におなじみですが、Twitterはトラフィック誘導効果がとても高い。例えば自分がツイートする際に、見て欲しいWebサイトのリンク先のアドレスを添付することで、いわばツイートする人のレコメンド付きで、自らのフォロワーを目標のWebサイトに連れていくことができます。この作業は、個人のツイッター利用者でも企業のツイッターでもごくごく普通に行われており、ツイッターの重要な使い方のひとつとして深く浸透しています。実際、全ツイートのうちほぼ1/4のツイートがリンクを含んでいるということです。
リンクアドレス付でツイートする方法としては、連れて行きたい先のURLをコピペし、bit.lyなどURL短縮サービスを使い、ブラウザのタブを行ったり来たりしながらリンクをツイートします。ちょっとばかり面倒くさい作業でした。
また現在、いくつかのニュースサイトや価格コムなどで行われているように、個々のニュース記事や商品情報毎に、「Tweet This Button」といわれるツイッターのt のボタンをつけて、リンク先を自動生成するサービスも普及してきましたが、これもユーザーが一度サイトから出てしまうという悩ましい問題もありました。
そこで今回、Twitterでのリンク共有をより簡単にするため、Twitterは公式サービスとして、ツイートボタンをリリースしました。この機能により、利用者は今いるページから簡単にリンクを共有することができます。ツイートボタンをクリックすると、ツイートボックスが表示され、そこにはツイートする利用者が共有したいWEBページへの短縮URLが最初からセットされているのです。
ツイートボタンは、ユーザーにとって簡単なだけでなく、あらゆる規模のサイトにとっても簡単に導入できます。個人のブログやホームページから、大規模なECサイトやメディア社のサイトまで、素早く簡単にツイートボタンをサイトに導入することができます。数行のコードを追加するだけです。ツイートボタンのリリースにより、Twitterは今後、今以上にサイトのトラフィックを増大させ、フォロワーを増加させるのに役立つことでしょう。
ツイートボタンはこのページをクリックすることで、生成することができます。
ちなみにこの下のボタンが、私のこの記事に関するツイートボタンです。ぜひクリックして「デジタルマーケティング日記」へのトラフィック誘導にご協力くださいね。