エジプトにみる民主化革命とソーシャルメディア

チュニジアを政権交代に追い込んだ「ツイッター革命」は、ますます勢いを増して燎原の火のように中東の国々に広がっています。
今もっとも問題が大きくなっているのがエジプト。30年間続いたムバラク政権はまさに風前の灯といった状態です。イスラム原理主義との戦いを鮮明にして、強権と統制で臨んだ彼の政治姿勢は、就任直後は欧米からも理解を得ていましたが、近年ではテロが減少しても一向に進まない民主化、抑圧、高い失業率、貧富の差の拡大といった長期政権ゆえの蓄積した根深い病巣に、国民の不満が一気に噴出しました。



チュニジアは Twitter革命なのか? Facebook革命なのか?

先週チュニジアでは政変が起きて、23年間にわたって独裁体制を布いていたベンアリ政権が崩壊しました。
昨夜のNHKのニュースウォッチ9では、「ツイッター革命」としてこの政変を取り上げ、またその後のテレビ朝日の報道ステーションでは、「Facebook革命」として、ソーシャルメディアが政権を崩壊させたという紹介をしていました。


6,939 TPS ! 日本の秒間ツイート数が世界新記録を樹立

1月7日のツイッター社のブログによると、1月1日の4秒前に、日本の Twitter ユーザーのツイートが、秒間のツイート数 (TPS=ツイート・パー・セカンド) の最高新記録を達成したとのことです。
NHKの紅白歌合戦のツイッター連携で盛り上がって、その後友達やユーザー同士での「明けましておめでとうございます」など新年を祝うツイート数が飛び交うことで、6,939 TPS という数字をたたき出したのでしょう。


2011年、ソーシャルメディアの企業活用に関して

デジタルマーケティングでは昨年は1年間かけて、Twitterの企業活用に関する講演や勉強会、そしていくつかの個別に企業に対してTwitterを使った様々なコミュニケーション施策の提案をしてきました。

Twitterの日本への急速な浸透を追い風に、企業のTwitterへの関心は日を追って高まり、とても手応えとやりがいを感じる1年間を送る事ができました。